3.11後・空気の正体

昭和の預言者(故山本七平氏)の視点をかりながら3.11後の日本社会のおかしな空気の正体を解明したいと考えております。特に菅元首相に対する魔女裁判のごとき我々の異常な憎悪を詳しく検証するつもりです。

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安倍晋三事務所の政治資金収支報告書が驚き!

本当は年明け早々こんな記事は書きたくないと思っていた。できることなら安倍総理批判は前回で打ち止めにしたいとも思っていた。ところがまたまた信じられないような話題がでてきたので、これについても触れざるを得ない。

安倍晋三事務所の2011年政治資金収支報告書の中で書籍の購入額が200万円近くもあった。その使用目的は調査研究費だそうである。もちろんあまりにも多額なので、それだけでも疑問がおこるのは当然であるが問題はそこに記された書籍の出版元である。報告書をみるとワック㈱が6月と10月に841995円、㈱産業経済新聞社が3月に72万円、そして㈱青林堂が19万5930円・・・等と記されている。産経新聞やワックについては、大体どのような本を出しているかはいうまでもないだろう。特にワック㈱という出版社はここ数年読売新聞や産経新聞などにほぼ毎日のようにヘイト本(主に韓国と中国に対するもの)の大広告をだしていることで知られている。主な執筆者に渡部昇一氏とか日下公人氏がいる。(お二人とも故山本七平氏の影響を受けたらしい旧保守派の論客ではあるが、現在のお二人は保守派どころではなく山本氏の思想とも真逆の国粋主義=ナショナリストであるといったほうがよいだろう。でなければ、本当の保守派が迷惑だ。)

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またワック㈱が発行する月刊誌「WILL」や「歴史通」などは現代を代表する極右の論客(花田紀凱氏や田母神俊雄氏あるいは百田尚樹氏ら)が編集と執筆に関わっており、これはちまたにあふれる右傾雑誌の中でも最極右の雑誌である。執筆者の中にはたまに穏健保守の方もおられるが、大体は極端なナショナリズムを煽ろうとする人々である。

この出版社は安倍政権の誕生と共にまるで安倍応援団のような本をいろいろと出してきた。しかも彼らはどこからそんな金をひねり出すのかというぐらい露骨な目立ちすぎるほどの広告を頻繁に出している。この出版不況といわれる世の中でもっとも活気づいているのがこのようなヘイト系の書物であり、かつては民族派右翼といわれた木村三浩氏や鈴木邦男氏の一水会あるいは一匹狼の小林よしのり氏らがまるで左翼にみえるぐらい、露骨な民族差別やヘイト感情(憎悪)を前面にだして、その種の罠にはまりやすい人々を吸引してきた。

安倍氏の考え方には、以前からワックグループの影響があるのではないかと思っていたが、今回図らずもそれが証明された形になったが、問題はそれだけではない。青林堂というあまり聞き慣れない出版社の本になんと20万近く払って購入していたらしいのだが、この出版社というのが、いまや一躍悪名を轟かせた在特会系の出版社だったのである。その証拠に昨年、橋下氏とつかみあいになりかけた在特会代表の桜井誠氏の本も何冊かだしている。

現在、在特会のヘイトスピーチ問題が日本だけでなく世界中で認知され、いわば日本の恥部と言ってもよいぐらい、日本が世界から批判されているというにもかかわらず、なぜか安倍総理がこの問題に積極的でないのが不思議な気もしていたが、なるほどこういうつながりが以前からあったのかと知って、あらためて納得である。この在特会との関係は国会でも追及されるべきテーマになるのではないだろうか。

<青林堂出版の書物>
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<ワック㈱出版の書物>
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